2015年7月9日、明石市立市民病院において以前から看護師の確保を目指してきた幾つかの取り組みが、徐々に成果が出始めているというニュースが届きました。
明石市立市民病院は兵庫県の明石市鷹匠町にある病院で、現在20の診療科と398床の一般病床を有していて、救急医療・急性期医療を担う地域の中核病院として発展してきました。
(明石市立市民病院の外観)
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学生が若手看護師と本音で語り合える茶話会を実施
数年前から看護師不足が問題になっていた明石市立市民病院では、採用試験の受験者数の減少を防ごうと、同病院への就職を考えている学生が現役の若手看護師と本音で語り合える茶話会を実施する取り組みをスタートさせました。
2012年度から年に数回の頻度で定期的に茶話会を開催しています。出席者は増加傾向にあり、先月の6月中旬に開催された茶話会では、兵庫県内だけでなく岡山県や三重県からも出席者がいて、合計10名が参加しました。
茶話会のプログラムは約3時間程度となっています。参加者は希望する病棟の見学や勤続7年以内の若手看護師と一緒に会話を交わすことができます。
学生と看護師との年齢が近いこともあり、実際の夜勤や残業の状況、さらには待遇や職場の雰囲気などを気軽に質問ができる環境となっています。
取り組みが応募者の増加に繋がる
また、茶話会だけでなく、各地で開催されている合同説明会や学校訪問などを積極的に継続しています。
このような地道な取り組みによって、2014年度には定員40名に対して46名の応募が集まりました。
毎年定員数とほぼ同数程度の応募しかありませんでしたが、定員数よりも応募が集まって、手応えを掴んでいます。
明石市立市民病院では、応募人数の確保だけでなく、勤務している看護師の離職率を減らすための取り組みも同時に進めています。
例えば、若手看護師を中心に定期的に現場に関する問題点や気付いた点などを定期的にお互いに話し合う場を設けて、課題を抽出して解決策を模索しています。
まとめ
全国各地の病院や施設で看護師不足が問題になっています。今回の明石市立市民病院の事例は地道な取り組みを実施していくことで、看護師を確保することができる良いケースだと言えます。
これからの時代は、各病院ごとに知恵を絞って看護師を確保していかなければ経営を継続するのは難しくなってきます。
明石市立市民病院の事例をヒントにしながら、各病院もさまざまな取り組みを実施してみるのもよいかもしれませんね^^
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