2015年8月7日、日本看護協会が「第19回認定看護管理者認定審査」と「第23回認定看護師認定審査」を実施した審査結果が公開されたというニュースが届きました。
認定看護管理者の認定審査に関しては458人が受験して364人が認定を受けたことで、総数2,664人になりました。
一方、認定看護師の認定審査に関しては、21分野において1,882人が受験して1,763人が認定を受けたことで、総数15,935人となりました。
その結果、専門看護師数1,466人と合わせた資格認定3制度の看護師総数は、2万0,065人に達しました。
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認知症看護認定看護師の育成に注力
日看協では、以前から「認知症に強い看護体制づくり」と「認知症の人が安心して暮らせるまちづくり支援」を掲げていて、認知症看護認定看護師の育成に力を入れていました。
認知症看護認定看護師は、超高齢社会を目前にして認知症の人がさらに増加すると予想される社会に向けて、2004年に分野を特定して2006年から認定が開始されました。
今回実施された認定審査において新たに181人が認定され、認知症看護認定看護師の総数は653人となり、過去3年間で約2.5倍に増加することができした。
認知症看護認定看護師とは
認知症看護認定看護師は主に認知症の各期に応じたケアの実践やケア体制の構築、認知症の行動心理症状の予防・緩和を行います。
さらに認知症の方々にとって安心かつ安全な生活・療養環境の調整。看護職に従事している方々に対する指導や地域におけるケアマネジメントを実施することも大きな役割です。
認知症看護認定看護師の養成・配置が進む
認知症看護認定看護師の養成・配置は、全国的にも徐々に進んできています。
「認定者0~10人以下」の県が、2012年時点では42県だったのですが、2015年には28県に減少しました。
さらに「認定者11~20人」が8県に、「認定者21~30人」が4県に、「認定者数30人以上」が7県に、ここ3年間で全体的に増加していることが調査によって判明しました。
所属施設別の認知症看護認定看護師
所属施設別において認知症看護認定看護師が一番多く所属しているのは病院で、554人(84.8%)となっています。
その次に多く所属しているのは介護保険施設などで44人(6.7%)、そして訪問看護ステーションが12人(1.8%)と続いています。
やはり、病院勤務の認知症看護認定看護師の割合が圧倒的に多いですね。
資格認定3制度の認定者が順調に増加していくことを期待
高齢化社会が進展していくこれからの時代はますます看護師が必要になります。
専門的な看護も必要となるため、認定看護管理者や認定看護師、専門看護師へのニーズもさらに大きくなることが予想されています。
今後も資格認定3制度の認定者が順調に増加していくことを期待しています。
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